妊娠中は、一時的に抜け毛が一気に減少したものの、流産後に、また一気に抜け毛が増えてしまいました。
その抜け毛量は、妊娠前の抜け毛よりも多い気がして、というか絶対に多く、脱毛症の進行具合が加速したのかと、とても不安に。
そこで、１０カ月ぶりに、皮膚科へ行ってきました。
「脱毛症に強い」ドクターを選択
今回は、過去に行ったことのある皮膚科とは別の皮膚科専門クリニックにて検診をうけることにしました。
病院レビューサイトは日本にもありますが、ドクターレビューサイトなるものがスペインにあります。
しかも、同じウェブサイト上で、オンライン予約が取れるシステムにもなっているので、とても便利です。
特に、私のようにスペイン語がつたない者にとっては、スペイン語での予約やりとりが不要なのと、電話をかけたものの、なかなか都合の良い日時が見つからずに、やりとりが長引くこともなく、ほんとうに素晴らしい！
私は「皮膚科」だけではなく、更に「脱毛症に強い」をキーワードにドクターを抽出しました。
更に、その中から、家から近いクリニックを選びました。
問診と髪の毛ひっぱりチェック
私が選んだドクターは、女医さんです。
私の脱毛症には、過去の流産も関係している気がしたので、脱毛症の悩みだけではなく、繰り返す流産の経緯などを話しやすい同性のドクターを選びました。
ウェブサイト上の写真では40代に見えたのですが、おそらく30代前半だの若い先生でした。
問診では、以下のような脱毛症経緯を説明しました。
- 約1年前、3回目の流産のタイミングで円形脱毛症を見つける
- 円形脱毛症はステロイド治療で、すぐに産毛が生えて回復
- ただし、同時期から、耳の後を中心に、薄毛に（びまん性脱毛症）
- 少しずつ進行しているような気がする
- 4回目の流産後、急に抜け毛量が増えたので心配で診察に来た
- 現在は、生活習慣に気をつける他、特に薬での脱毛症治療はなし
一通り、私からの説明を終えた後、触診で以下をチェックしました。
- 円形脱毛症の有無 →無し
- 髪の毛を引っ張り、抜け毛チェック →目立った大量の抜け毛無し
診断結果
触診において、特に問題も見つからず、髪の毛の質もしっかりしているとのこと。
脱毛症については「ストレスが強いのではないか」ということと、急に増えた大量の抜け毛については「流産の影響が強いのでは」と言うことでした。
前回のブログ「これは「分娩後脱毛症」なのか？それともハゲ進行なのか？」の通り、出産後に起こる出産後脱毛症（分娩後脱毛症）である可能性を、自分自身で疑っていました。
診断結果には、びっくりするような結果もありませんでしたが、触診にて、大量の抜け毛を心配されることもなかったので、気持ち的に安心しました。
過去にも血液検査は受けていて問題無しでしたが、一応、また血液検査をしてみることになりました。
すでに、採血はしていて、結果が出たら再診察予定です。
脱毛症対策
医師からの脱毛症対策としては、具体的な商品名と共に「これを毎晩、１０プッシュぐらい、特に気になる箇所を中心に塗布して、軽くマッサージしてね」とのことでした。
その時点では、薬なのかと思っていましたが、薬局にて購入したところ、結局は育毛剤のようでした。
薬局で２２ユーロ（約3000円ぐらい）した商品は、イギリスのメーカーです。
この製品には、日本では使用されることが少ない珍しい成分が配合されています。
日本の育毛剤の主要成分は、昆布などの海藻成分が使用されることが多いので、そういった点で、かなり珍しいです。
詳しくは「海外育毛剤の魅力を大解説！日本と異なる主要成分が脱毛症に効果的？」にて詳しく、海外育毛剤の魅力と、育毛主要成分を紹介しています。
海外育毛剤は、日本のようにデザインやマーケティングに無駄な費用が使われることがないので、成分に対して割安なのが魅力です。
育毛剤なので、長く付き合っていくためにも、コストは低く、続けやすい方が良いですよね。
まとめ
円形脱毛症と異なり、びまん性脱毛症は、大きな治療法がないのが悩みです。
今回、医師による育毛剤を紹介されたことは、かなり脱毛症対策に対して前向きになれます。
脱毛症は、その種類に限らず、ストレスが大敵ですが、育毛剤の成分はもちろんですが、使用すること自体が、ストレス対策になります。
また、医師から、大きな問題を指摘されずに「ストレスや流産による身体変化により、大量の抜け毛は一時的なものだろう」と診断されたのは、心が軽くなります。
今回、医師の検診を受けましたが、具体的な治療方法というよりは、心のストレスが軽くなったことが、最大の治療となりました。
育毛剤は使い始めたばかりですが、今後、追って効果などをレポートしたいと思います。
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