始めてのヘナ使用から3週間経ちました。
初めて使用の時から、白髪を目立たせなくする仕上がりには満足しています。
今回、部分染めで2回目の使用を経て「色落ち」、そして初回と比べた「きしみ」と「ヘナショック」について解説します。
ヘナショックを心配して、ヘナ染めを迷っている方もいると思うので、2回のヘナ染めを終えた、実体験レポートです。
3週間後のヘナ色持ちは?
3週間経つと、赤ぽいヘナの色が、やや薄くなり始めました。
ヘナしたばかりの白髪は、濃い赤い色が白髪に入り、どれが白髪だったかはわかるものの、全体的な髪の毛の印象としては、白髪混じりの頭には見えません。
色落ちが始まった後は、濃く入っていた赤が薄くなるので、全体的に、なんとなく白髪交じりの髪の毛に見えるようになりました。
ただ、色落ちが気になり始めたのは、数日前ぐらいからです。最初の2週間は、かなりしっかり色が残り、色落ちが気になることは全くありませんでした。
また、3週間ぐらい経つと、伸び始めた白髪が分け目に目立つようになるので、これも、色落ちを感じさせる理由だと思います。
ヘナでの白髪ケアを綺麗にキープするなら、2週間ごとのヘナ染めが必要でしょう。
3週間を越えると、白髪が目立ち始めてくるので「白髪染めしたい」衝動に駆られます。
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2度目のヘナ
私の白髪は、生え際と、耳の後ろ側が多くなっています。
初めてのヘナの際には、全体的にヘナを利用しましたが、内側の白髪が外に出ることはあまりないので、今回は部分染めだけです。
前回、頭全体で約60gのヘナを使用。
セミロングの私には、少し足りなく、髪内側への塗布が少なくなってしまいました。その為、髪内側の白髪は、ほんのりとしか染まりませんでした。でも、外側からは見えないので、あまり気にしていません。
今回は、額の生え際と、登頂部分の分け目の部分染めが目的です。約20gのヘナを使用しました。
染め上がりは、初めてのヘナの時のように、しっかり赤色が入り、全体的に白髪が目立たなくなりました。
黒髪部分が、染まるとはいきませんが、光線の加減によっては、若干オレンジ味がかって見えます。
自分で染めるのは苦手と言う方は、初回ヘナを美容院を利用するのがおすすめです。やはり、初回でムラなく全体染めは、実体験からも難しいです。
ヘナ専門の美容院の他、ヘナ染めができる美容院も少しづつ増えてきました。「全国お薦めヘナ美容院(サロン)エリア別検索」では、ヘナ専門美容院と、おすすめのヘナ取り扱い美容院を紹介しています。
2回目からの部分染めは、塗る面積が少ないので、自分でも簡単にできます。使うヘナは、ダイソーなどの安物には危険成分が含まれている可能性があるので、必ず信頼できるヘナ専門業者から購入してください。
危険な偽装ヘナについて「偽ヘナ対処方法!植物100%表示に劇薬が含まれていることも!」で詳しく説明しています。安物ヘナには、十分にお気をつけください!
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初ヘナで「ヘナショック」
初めてのヘナ染め後は、強い「きしみ」を、ヘナを洗い流す時から感じました。その「きしみ」は1週間ほど続きました。
この初めてのヘナ使用時に出る、強い「きしみ」現象は「ヘナショック」と呼ばれています。
「きしみ」と言うと完全にネガティブに聞こえますが、強すぎるハリとでも言いましょうか。トリートメントをすると、手触りなどは和らぎますが、乾かした後も、髪の毛に「強い張り」を感じました。
「きしみ」は、シャンプーの度に強く感じます。指が髪に引っかかり、シャンプーがしづらくも感じます。トリートメントをしっかりしてあげれば、手触りは和らぎます。
洗髪後、ドライアーで乾かした後の「強いハリ」も、続きます。「きしみ」と「強いハリ」は、約1週間続きました。1週間後は、シャンプー毎の「きしみ」や、ドライ後の「強い張り」は感じませんでした。
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2回目ヘナは「ヘナショック」なし
髪の毛の状態の個人差によって、このヘナショックの有無、出方の強度、継続する回数は異なるようです。
ヘナショックが出た人でも、最初のヘナから3回以内には、治っていくと言われています。
私の場合は、2回目のヘナでは「ヘナショック」と呼べるような強いきしみを感じませんでした。
シャンプー時には、指の通りづらさを感じましたが、前回の「きしみ」ほどではありません。今回のヘナ染め後、2回目のシャンプーでは、ほとんど「きしみ」を感じませんでした。
乾かした後は「心地よい張り」はあるものの、前回のような「強い張り」は感じませんでした。
もちろん、今回は部分染めだったので、全体の髪の毛と比べた時には、感じ方は弱いかもしれません。ただ、根元部分などは、かなりたっぷりとヘナを塗布しましたが、その部分が張っている感じはしません。
全体的な髪の毛の質としては、程よい髪への張りがあり、まとめやすいです。
ヘナショックは、特に初めてのヘナ使用で現れやすい現象とされていますが、まさに、その通りであることを実感しました。
何故、最初は「ヘナショック」が強い?
ヘナショックは、髪の毛が傷んでいる人ほど、「きしみ」の症状が出やすいと言われています。
それは、ヘナの髪の毛内部に入り込む性質が、影響しています。
傷んだ髪は、髪内部の組織に穴が空いています。傷みが強いほど、穴は大きく、穴の数は多くなります。要するに、髪の内部細胞が穴によって、スカスカの状態です。
この状態は、髪にコシがなくなりアホ毛が増えたり、雨の日などにフワフワとまとまりない髪の毛となる原因でもあります。
ヘナの組織は、この穴の中に入り込み、色を定着させるだけではなく、穴に入り込んだヘナが髪を内側から補強するトリートメント効果があります。
傷んだ髪の毛の場合、ヘナが入り込む穴の数や、量が多いため、大きく変化、つまり「きしみ」や「張り」によるヘナショックを感じやすくなっています。
初めてのヘナ使用では、穴が口を開けている状態で、一気にヘナが入るので、大きな変化を感じやすくなります。
2度目のヘナの場合は、すでに最初のヘナで穴が埋まっているので、ヘナが入る穴のスペースが小さく、最初に感じたほどの変化は、感じられなくなるでしょう。
「ヘナショック」を和らげる対策
ヘナを塗布前には、オイルを用いた頭皮マッサージが必要です。
ヘナ前の頭皮マッサージをする理由は、複数あります。
- 頭皮の温度を上げて、ヘナが浸透しやすくする
- ヘナに油分を取られすぎないように補給する
- 頭皮へ、色がつかないように保護する
ヘナは油分が大好きです。
このマッサージの時に、頭皮だけではなく、髪にもしっかりと油分を浸透させ保湿することで、髪の毛の油分が奪われるのを防ぎます。
頭皮マッサージのオイルは、化粧用に精油された植物性オイルを使用するようにしてください。
食用オイルは、刺激が強すぎて、肌や髪を傷めることにもなりかねません。
実は、私は、ヘナ染め以外で、食用オリーブオイルを頭皮マッサージに使用したことがあります。食用オイルとしては高級良品なオイルでしたが、匂いがきつすぎ、とてもべたつく、そして皮膚がヒリヒリしてしまいました。
その後、化粧用に精油されたオーガニック認証済み100%オルガンオイルを頭皮マッサージ用のオイルとして購入しました。匂いはほぼなく、べたつかない、そしてピリピリしません。
やはり、食用オイルは食べるためであって、美容オイルとしては向いていないことを実感しました。
植物性オイルとして効能高いものを選ぶと、頭皮マッサージから、ダブルで効果を実感できます。
おすすめは「アルガンオイル」
特に私がおすすめなのは、私も使っている「アルガンオイル」です。
頭皮マッサージ目的で購入しましたが、結局は、フェースケア、全身ケアに大活躍しています。今では、手放せない化粧品の1つです。
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ヘナのスパ効果もお気に入り
髪の毛が傷んでいる人ほど、初めてヘナを使用した場合は「ヘナショック」が起こる可能性は高いです。
髪の毛が傷んでいる自覚がある方は、良質のオイルで十分な頭皮と髪の保湿をしてから、ヘナの塗布を始めるようにすることで「ヘナショック」を緩和させることができます。
「ヘナショック」が出てしまった場合でも、その症状は1週間ぐらいで治ります。
次のヘナでも「ヘナショック」が起きる可能性はありますが、ヘナ使用3回以内で症状が出なくなっていくことが多いようです。
個人的には、ヘナは初回の使用から、色がしっかりと入り、白髪を目立たなくさせてくれるので、おすすめです。匂いは青々とした畳のような匂いで、私は、スパで癒されている気分にもなります。
ヘナが苦手な場合は
「ヘナは苦手」「ヘナショックは絶対に嫌」と言うことであれば、頭皮を傷めない植物性染料の白髪ケア製品の利用もおすすめです。
ヘナよりは使用時間が短く手軽ですが、初回からの染まりは弱めで、初回は特に、色が入るまで連続して使用する必要があります。
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