前章「ピアのヘナに決めた理由」に引き続き、本章では「届いた製品をレビュー」します。
②届いた製品をレビュー(パッケージ、説明書、同封商品) ←現在ここ
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説明ポイント
実際にヘナ染めを始める前に、商品が届いてみて、ぜひ解説を加えたい点は、以下の3つです。(2018年の時点で購入した製品をレビュー)
- すぐ使用が開始できるセット(手袋、はけ、オイル、ケープ付き)
- 説明書が分かりやすい
- アルミパウチで鮮度をキープ(意外に大切!)
1. すぐ使用が開始できるセットが嬉しい
今回は、ヘナの赤みを抑える為のインディゴと、ハーブがブレンドされたヘナ25番の100g入りを購入。
それぞれのパウダーごとに、以下のアイテムが同封されています。
- はけ
- 手袋
- ブレンドオイル
- ケープ
今回、私は部分染めだったのでケープは利用しませんでしたが、ヘナ染めに、はけと手袋は絶対に必要なアイテムです。
ベストな刷毛ではないけれど、十分
私がスペインで購入しているヘナには、付属品は全く付きません。
単純に、ヘナだけです。
なので、初めてヘナ染めをする前には、刷毛を別途、購入しました。
ピアのヘナには刷毛が同封されています。
私がスペインで購入した刷毛は、ペンキ用の刷毛で弾力があり、とても使いやすい刷毛です。
それに比べると、同封の刷毛は、やや小さめで、弾力も少ないのですが、ヘナを塗布する分には、十分な働きをしてくれます。
もっと使いやすい刷毛はあると思いますが、まずはこの刷毛で十分でしょう。
刷毛に使いやすさを求めるなら
もっと、刷毛の使い心地にこだわりたい方は、ペンキ用や絵画用の刷毛を探してみてはどうでしょうか?
アマゾンで髪染め用の刷毛を検索してみましたが、ピアのヘナに同封されている刷毛と同じレベルの刷毛のように見えます。
それよりは、私がペンキ用を購入したように、ペンキ用刷毛がおすすめです。
私がスペインで使用している刷毛と似ているのが、アマゾンで見つかりました。
好川産業 白豚毛ラスター No.850 2インチ(750円)
私が使っている刷毛の良い点は、刷毛にコシがあり、毛が折れることなく弾力良く、塗りたい箇所に、たっぷりとヘナを塗布できる点です。
マイナス点は、刷毛の毛量が多いので、ブラシにヘナがたくさんつくので、塗りやすい反面、ブラシ掃除の際には、少しヘナを無駄にしてしまいます。
ヘナ染めを終えた後、刷毛をクリーニングすると思いますが、ブラシ部分を押すと、たくさんのヘナ液が、ブラシの内側から出てきます。
ピアのヘナに同封されているブラシは、弾力は、私が普段使っているブラシよりも弱いですが、毛量が少ないので、ヘナ液の無駄が少ないです。
ヘナ初心者さんは、まずはヘナとの相性をみるだけで良いので、同封ブラシで十分です。
ヘナに慣れてきた頃にブラシにこだわれば良いと思いますし、ヘナに慣れている方でも、好みによっては同封されているタイプのブラシが良いという方も、多くいると思います。
今回紹介したブラシは、あくまで私の好み、そしてオプションとしての紹介です。
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手袋がしっかりしている
ドラッグストアで購入する白髪染めに、手袋が付いてきますが、ペラペラな華奢なものが主流でしょう。
ピア同封の手袋は、かなりしっかりしていて、写真のように、手にピタッと張り付くタイプです。
今まで、ペラペラの手袋でヘナ染めをしていたのですが、ピアの付属手袋は、手袋の中で、手がすべることなく、塗布がとてもしやすいです。
手袋に関しては、他に使い易い手袋を探す必要は全くないはずです。
この手袋の使い勝手で、十分に満足さえるはずです。
普段、ドラッグストアの白髪染めの同封品である手袋を使用していた方には、感動さえも覚えるレベルの、とても使い易い手袋です。
同封のブレンドオイル
ヘナ染め前には、化粧用オイルでの頭皮マッサージと、髪への塗布が大切です。
ヘナは油を好む性質があります。
なので、頭皮や髪の毛にある油分を奪ってしまうので、あらかじめ、十分に頭皮と髪に十分に油分を含ませてあげることで、髪や頭皮の油分バランスを守り、乾燥から防ぎます。
同封されていたアムラオイルは、4ml入りです。
「アムラオイル」とは、聞きなれない名前のオイルですが、ピアサイトによると、以下の効能を持つオイルのようです。
アムラはダートリ(意味:乳母)と呼ばれる。
それはカラダへの有用性と気持ちを和らげる効果が、母乳と似通っているために名づけられた。
古典書「チャラック Charak」には老化を予防するための最も良いハーブと主張されていた。
効果としてカラダの細胞に活気を与え、内臓器官を整えるとの記述がある。
果実には3,000㎎のビタミンを含み(1実でレモン10個分)熱に壊れない安定したビタミンである。
乾燥したパウダーにもビタミン成分は高濃度で残り、これらは合成ビタミンよりも素早く体内に吸収される特性がある。
同製品オイルは、ピアサイトにて「アムラオイル 150ml」も購入可能です。
同封オイルは、少量なので、あくまでも、サンプルオイルとして考えた方が良く、全体染めには少なすぎます。
私は、ごく小範囲の部分染めだったので、このオイルを利用しました。
生え際と、頭頂の分け目だけの使用で、ギリギリの量でした。
同封オイルの良し悪しは判断しづらい
正直、少量の利用で、このアムラオイルの良し悪しがレビューできません。
特記するような素晴らしい点は感じられず、かと言って悪い点も見つかりません。
使用したのが、1回だけ、しかも少量だったからです。
ただ、ピアサイトにある効能を読むと、かなりの薬効を持ったオイルのようなので、植物の天然オイル好きの私としては、かなり気になります。
普段はアルガンオイルを使用
私は、普段、スペインでヘナ染めをする時には、頭皮へのケアも考えて、アルガンオイルを使用しています。
私のおすすめは、フランス発ブランド「CODINAののアルガンオイル」もしくは、同じくフランス発「メルヴィータのアルガンオイル」です。
どちらも、オーガニック認証を取得した安心できる100%天然のアルガンオイルです。
品質はもちろんですが、ボトルの使いやすさも、おすすめする点の1つです。
私が最初に使用を始めたアルガンオイルは、アメリカ発ブランド「ArtNaturalsのアルガンオイル」でしたが、コスパは良かったのですが、ボトルの口が広く空いているため、倒してしまう心配があります。
倒してしまうと、一気にアルガンオイルが外にこぼれてしまい、高価なオイルを無駄にしてしまいます。
その点、「Codina」「メルヴィータ」のアルガンオイルは、ノズル式でオイルを出すので、頭皮マッサージの際に、ボトルを倒してしまっても、オイルを無駄にしてしまう心配がありません。
また、「ArtNaturals」がガラス瓶であるのに対して、「Codina」「メルヴィータ」はプラスチック製なので、容器が割れる心配もありません。
どちらも、高品質オイルですが、最後の1滴も無駄なく使え、倒してしまってもアルガンオイルを無駄にしない作りのボトルである「CODINA」「メルヴィータ」が私のおすすめです。
どちらも優良オイルですが、ml辺りのコスパが若干良いのは「CODINA」です。
「メルヴィータ」50ml 、3500円(税別)
「CODINA(コディーナ)」100ml、4500円(税別)
2. 説明書が分かり易い
私もそうでしたが、初めて自宅でのヘナ染めをしようという方は、ヘナ液の作り方から、早くも戸惑うことと思います。
ピアのヘナには、とても分かり易いヘナ染め説明書が同封されています。
これに従って準備、そしてヘナ塗布すれば、初めての方でも安心、そして迷うこと少なくヘナ染めをできるでしょう。
3. アルミパウチで鮮度をキープ(意外に大切!)
届いてみて、私が「ピア」のヘナが気に入った、もう1つの点は、真空アルミパウチにヘナパウダーが入っている点です。
光や空気から、ヘナパウダーの劣化を防げます。
それだけではなく、部分染めなどで、パッケージ内全てのヘナパウダーを使用しない場合も、ジップ付きのパッケージで、安心して保管できます。
私は、初回にヘナで全体染めしてからは、見える根元と生え際だけの部分染めを続けています。
よって、1回に使用するヘナパウダーは、ごくわずかなので、残ったヘナパウダーを保管する必要があります。
だから、安心して保管できるパッケージが、高評価なのです。
ヘナパウダーの劣化
スペインのヘナ専門店で購入しているヘナは、厚めの紙製のパッケージにヘナパウダーが入っています。
スペインの内陸は別として、海沿いにあるバルセロナは湿気が強いので、残ったヘナはもちろんですが、購入してきたヘナもジップロックに入れて保存しています。
それでも、時間と共に、ヘナパウダーが劣化してしまいます。
パッケージを開けたばかりのヘナは、色も綺麗なウグイス色で、ダマも少ないのですが、次に使う時には、色がくすみ、ダマも増えてしまいます。
染めた時の仕上がりに、あまり差は感じないものの、やはりヘナパウダーを新鮮に保った方が、染色効果が高そうですよね。
スペインで購入しているヘナ
ちなみに、私がスペインで購入しているヘナの写真は、こちらです。
左の白い袋が、ヘナパウダーが入っている、内側がコーティングされた紙袋です。
写真に写っているハーブは、ハーブ液でヘナを溶くために同封されています。
箱のパッケージデザインが、エレガントで素敵ですよね。
デザインは素敵ですが、手袋・刷毛・ケープなどの付属品はなく、ピアのヘナの方が、ずっと利用者のことを考えた作りになっていると思います。
ヘナ自体の品質は、良いと思っています。
スペインのヘナも、しっかり染まるので、染まりには満足しています。
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まとめ:スペインのヘナより、ピアのヘナが好き
ヘナパウダーでは同じ高品質だと思いますが、ピアのヘナの方が、パッケージがアルミパウチの点で優れている点で、気に入っています。
また、スペインのヘナ専門店では、インディゴの取り扱いがありません。
インディゴとヘナで2度染めをすると、ヘナの赤みではなく、グレーな色味に白髪を染めることができます。
ピアには、インディゴの取り扱いもあります。
今回、私が購入した製品は、ヘナとインディゴです。
初めてピアのヘナを使用してみて、大満足しているので、新たにヘナとインディゴを買い足して、スペインに持ち帰る予定です。
次の章では「ヘナ染め」をレビュー
「ピアのヘナに決めた理由」に続き、本章では「届いた製品をレビュー」しましが。
次は、「ピア」のヘナの購入と使用レビュー最終章となります。
いよいよ、「早速ヘナ染めをしてみた感想 」を色味、染め上がり、臭いなどを紹介します!
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