自宅でのヘナ染めは難しい?4回の自宅ヘナを終えた実体験から解説

自宅ヘナは難しい?

 

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私は、この数ヶ月、抜け毛が多い頭皮をいたわる目的で、ジアミン系白髪染めをきっぱり辞め、自宅でのヘナ染めに切り替えました。

先日、2回目となる天然ヘナパウダーも購入したところです。

ヘナの塗布自体は4回行いました。4回ヘナ染めをすると、手順などは、かなり慣れてきました。そして、髪の毛自体も、ヘナとの馴染みがかなり良くなりました。

発色や手触り、見た目など、3回を超えた頃から安定します。トリートメント効果として、髪にツヤやコシが出るのも嬉しいです。

現在、ヘナ染めを考えている方にとって、ヘナ塗布手順に関しては、どこか準備が面倒くさそうだったり、自分で上手く染めれるのか考えてしまい、躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここ記事では、私の4回の自宅でのヘナ染めの実体験から「ヘナの下準備は面倒?」「自宅のヘナ染めは難しい?」の2つについて説明します。

 

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ヘナの下準備は面倒?

ヘナ染めに必要な道具は以下の通りです。お湯、ボウル以外は、良くあるホームケア用のカラーリング剤とあまり変わりません。

  • ヘナパウダー
  • お湯
  • ボウル
  • はけ
  • ビニール手袋
  • 髪の毛をまとめるゴム
  • サランラップ

ヘナ液作りが面倒に思えるけど、そうでもない

私は、初回のヘナで悩んだのがお湯の温度と、ヘナ液を作ってからの放置時間です。

巷には様々な情報が溢れていて、40度ぐらいをおすすめされて半日、溶いたヘナ(ヘナ液)を寝かせることが奨励されていたり、80度のお湯ですぐに使い始めて良かったり。どの方法や、温度にするか、本当に迷いました。

ヘナは温度が低すぎると発色が悪くなったり、長い塗布後の放置時間を必要とします。

私は、寒い冬場に、始めてのヘナを使用したのですが、その時は80度の温度でヘナを作ったつもりでしたが、頭皮へのオイルマッサージ(ヘナの事前準備に必須)をしている間に、ヘナ液の温度がかなり下がってしまいました。

さらに、初回は全体染めをしたこと、初回だったので塗布に慣れていなかった為、途中でも、どんどんヘナ液の温度が下がってしまいました。

ヘナ液を冷まさないために、もう1つのボールを重ねて湯煎をするという方法もあるようですが、正直、面倒です。

2回目以降は、冷めることも検討に入れて、熱湯で溶いています。下準備が終わった頃には、髪に塗布しても熱くない温度になっています。また、80度お湯を作る為に、温度計を使ったりする必要がありません。

ヘナ初心者さんへの私のおすすめは、深く考えずに「塗布直前に熱湯でヘナパウダーを溶く」がおすすめです。

「ヘナパウダーを溶く」という、ヘナ染めの最初のステップで面倒に感じ、つまずかない為にも、できるだけシンプルなやり方をおすすめしたいからです。

私は、湿布したヘナ液の温度の差よりも、放置時間の差の方が、発色に差異が出ると思います。

ヘナ塗布後の放置について

ヘナ液は乾燥しやすいので、必ず、ラップで頭をカバーしてあげてください。

私は、ヘナ染めの際に、シャワーキャップだけを使用したことがありませんが、シャワーキャップの場合は、空気の隙間が空いてしまいそうなので、使用していません。

シャワーキャップのビニールを、ペタッと髪に付けた場合でも、ビニールに残りが出てしまって、首元でビニールがダブって邪魔そうです。

それよりは、ラップで綺麗にカバーした方が、ヘナ塗布後の長い放置時間が楽に過ごせそうです。

私は、約3時間は放置するようにしています。屋外に出ることはできませんが、自宅内で映画を見たり、家事をしたり、仕事をして過ごしているので、放置時間が長くて苦痛と感じたことはありません。

ただし、しっかり3時間確保できるように、事前にスケジュールと見合わせてヘナ染めをする必要がありますね。

私は目が離せない小さな子がいるので、塗布と洗い流しの間、子供が保育園に行っているか、自宅で見てくれる人がいる時間帯を選んでいます。

そういう心配が入らなければ、平日でも、夜に帰宅後すぐにヘナ染めを行い、寝る前に洗い流せば、難なく、時間を確保できそうです。

天然素材なので、ケミカル系カラーリング剤のように、放置時間に神経質なる必要もなく、匂いも穏やかです。

ヘナの匂いは、畳の匂いです。強い匂いですが、真夏の日に、草むらの中にいるような気分です。ヘナをしたままの食事も、私は全く苦になりません。

 

自宅のヘナ染め塗布は難しい?

初回のヘナでは、ヘナ液作りには、手間取りましたが、塗布は難しくありません

ただし、それは伸びた白髪ケアの部分染めの話で、私はセミロングの全体染めは難しく感じました

これから、詳しく、説明していきますね。

伸びかけ白髪ケアやトリートメント目的なら簡単

伸びかけの白髪ケアは、とても簡単です。

というのも、ヘナ液の固さ目安はヨーグルトぐらいの固さであり、伸びが良く、とても塗りやすかったからです。

また、液だれしたとしても、天然素材なので、肌へのダメージを気にすることがありません。色づきもケミカル系のように早くないので、肌についてしまっても、液だれをすぐに拭い取る必要もありません。

天然素材なので、ジアミンを用いたカラーリング剤のように、ツンとしたり、頭がガンガンすることもありません。多少、こめかみにヘナがついてしまったり、肩にヘナが落ちてしまっても気にならない点が、気楽です。

これが、ジアミン系でしたら、染色力も強いので肌についたら、本当にすぐに落とさないと、少し色づいてしまいます。それだけではなく、皮膚にダメージを与えてしまいます。

この皮膚についてしまった時に気楽感が、ヘナの好きな点でもあります。

ヘナ液の準備に5分から10分。伸びた白髪ケアなら塗布時間は10分程度。片付けも含めて、所要時間は30分程度です。

ヘナの全体染めは難しい

全体染めの場合は、白髪の量が多い方が、ムラなく染めるのは、少し、難しいかなと思います。

頭頂部分は、ヘナを塗りやすいのですが、肩から下がる髪の毛部分は、液だれしやすく、塗り辛さを感じました。実は、髪の毛の下の方は、途中で諦めてしまいました。

また、髪の内側も塗り辛さを感じました。というのも、ヘナ液を塗った後の髪の毛は、少し扱いづらくなります。水に濡れた感じの髪ではなく、粘土質の土がついたような感じの手触りになります。

頭頂部分の分け目などからヘナを塗り始めた私は、外側が硬くなってしまい、内側にリーチするのが難しくなってしまいました。

ヘナ初回の全体染めでは、完璧な出来上がりではありませんでしたが、私はセミロングで、白髪の量はチラホラ程度なので、表面と分け目さえ白髪ケアできていれば、一応OKとしました。内側はきちんと染まってない箇所もありますが、外側からは見えないので、全く気にしていません。

結論としては、伸びた白髪の部分染めならテクニックが入りませんが、全体染めは、ヘナ塗布にテクニックが必要そうです。

ヘナで上手に全体染めをするには?

ロングやセミロングの場合は、登頂にお団子を作って、ヘナを塗布した髪をお団子に巻きつけていくようにすると良いとされています。しかし、実際に試みたところ、初回だったせいか、とても難しく感じました。

白髪が多い方の場合、白髪部分の染め上がりに濃淡が出てしまうと、気になると思うので、注意が必要です。ちょっと多めかなと思うぐらい、しっかり塗ったほうが失敗が少なそうです。

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初回のヘナ全体染めは美容院がおすすめ

ロングやセミロングの方で、白髪の量が多い方は、初回だけはサロンでヘナをしてもらうと良いと思います。

初めてのヘナを検討している方は、ヘナに対する質問も多いことと思います。サロンでヘナ染めをすると、そんな疑問も美容師さんが答えてくれるでしょう。

また、いつかヘナで全体染めをしたい方は、美容師さんの塗布方法を、直接デモとして見れるチャンスです。

 

でのヘナ染め必要経費は?

伸びかけ白髪ケアなら、お店ではなく、自宅で十分にケアできます。信頼できる店舗からの購入できる天然ヘナは100g約3000円から4000円が相場なようです。

あまり安すぎるヘナは、偽装ヘナの疑いや、悪品質である可能性があるので、おすすめできません。ヘナは、信頼できる専門店で購入してください。

100g使用は、セミロングやロングの方の全体染めに必要な量です。伸びかけ白髪ケアなら、100gで、3回〜4回ほど使用できるので、コスパも良いです。

私はスペインのヘナ専門店「henna morena」を使用しています。このお店のヘナは120g入りで16.5ユーロですが、1箱を使用を終えて、全体染め1回(全体と言っても結果的に半分ほど)と部分染め3回のヘナ染めができました。

日本のメーカーなら「PIA(ピア)」がおすすめです。安心できる天然ヘナ専門店で、販売しているヘナは、自社農場で生産から完全管理をし、定期的に成分検査も行いHPで公表しています。

また、色味などが選べるヘナのバリエーションが多いのが魅力です。

 

PIA(ピア)公式HPへ移動

 

「ぴあ」のヘナを使用したレポートは、下記の記事をご参照ください。

 

購入は絶対に安心できるお店から

前述の通り、残念なことに天然ヘナと表示していても、実際は偽装ヘナだったり、粗悪品であるヘナも市場に横行しています。

詳しくは「偽ヘナ対処方法!植物100%表示に劇薬が含まれていることも!」で説明しているので、ヘナ購入前に必ず、一読しておかれることをおすすめします。

品質の良いヘナパウダーを使用しないと、発色が悪いだけではなく、かぶれや炎症などの皮膚トラブルを起こす可能性さえもあります。

ヘナに興味ある方は、頭皮や髪へのダメージ防止を目的にされている方が多いと思いますが、ヘナ使用で皮膚トラブルになってしまったら本末転倒ですよね。

ヘナは、必ず、総合雑貨店などではなく、きちんとした製品管理と品質管理を行っている天然ヘナ専門店で購入してください。

白髪ケア、ヘナ以外のオプション

ヘナの4回使用を終えて、使用のたびに、ヘナの魅力を感じているので、脱毛症などの頭皮トラブルを抱えている方には、かなりおすすめしたい白髪ケア方法です。

非ジアミン系の天然色素を用いたホームカラーリング剤も使用したことがありますが、正直、初回の発色が弱いので、初回使用からしっかり白髪隠しをしたい場合は、ヘナの方が効果があります。

ヘナの欠点は、色味が赤だけになってしまい、上手に染まった後でも、白髪はあくまでも赤味が入り、全体的に目立たなくするだけです。

非ジアミン系の天然色素を用いたホームカラーリング剤の良い点は、ヘナより色の自由度が叩く、グレーやブラックなどの色を白髪に定着でき、よりナチュラルな仕上がりが可能な点です。

 

 

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まとめ

ヘナのトリートメント効果メカニズムをイラスト付で説明!アホ毛・縮毛にも有効」で詳しく説明していますが、ヘナには、白髪ケア以外にも、髪を内側から強くしてくれるトリートメント効果があります。

ハリとコシを与えてくれ、広がり・うねり・アホ毛を抑えてくれます。この効果も、私は気に入っています。

 

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