妊活をしていても、円形脱毛症や、びまん性脱毛症などの脱毛症を理由に、妊娠や出産が心配されている方はいませんか?
- 脱毛症でも、妊娠できる?」
- 脱毛症で妊娠すると、抜け毛が酷くなる?
- 出産後の脱毛症は悪化するの?
- 脱毛症の妊活で、気をつける点は?
そんな脱毛症と妊娠の疑問と、脱毛症で妊活を始める際の注意点を説明します。
円形脱毛症の治療中は妊娠しづらい?
円形脱毛症によって妊娠がしづらくなったり、流産しやすくなるデータはないようです。
妊娠前から円形脱毛症やびまん性脱毛症を発症していても、問題なく妊娠、そして出産された女性はたくさんいます。
その代表格が、全頭型円形脱毛症の漫画家「小豆だるまさん」です。
今は、カツラで生活を送っていますが、本当に綺麗な方。カツラも自然で、雰囲気も明るく、脱毛症に悩みすぎるオーラは感じません。
そんな、元気で前向きな小豆だるまさんパワーを感じるには、脱毛症を笑でぶっとばす、痛快漫画エッセイ「日々ズレズレ」「私、ピカピカの一年生 打倒!円形脱毛症」がおすすめです。
妊活がストレスで脱毛症を発症する場合も
ただ、不妊治療や妊活がストレスになり、円形脱毛症を発症する女性もいます。
したがって、妊娠を気にしすぎて大きなストレスになると、妊娠どころか、円形脱毛症やびまん性脱毛症の薄毛が酷くなる可能性もあります。
ストレスは妊娠と脱毛症にとって大敵です。ストレスの元を絶った途端「妊娠した」「円形脱毛症が治った」とは、よく聞く話です。
脱毛症で妊娠を希望されている方は、特にストレスを溜めない生活を心がけてください。それが、脱毛症の改善と懐妊へと繋がります。
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妊娠中に、脱毛症が悪化する?
妊娠してから円形脱毛症になる女性は、多くいます
妊娠中の脱毛症は、妊娠による体の変化、ストレスとホルモンバランスの免疫機能が、一時的な異常を起こすために円形脱毛症が発症することがある言われています。
お笑い芸人の「まぁこ」さんも、妊娠中に円形脱毛症になった1人です。
妊娠初期に鶏卵ぐらいの大きさの円形脱毛症に。
その様子は、彼女のオフィシャルブログでも紹介していますが、その後、無事に出産、そして無事に円形脱毛症は完治しています。
妊娠で脱毛症が改善されることも
妊娠中のメカニズムからは、妊娠中は髪を強くする女性ホルモンがたくさん既成されるので、髪は抜けづらく、強くなると言われています。
私のケースで言うと、円形脱毛症が完治した後、びまん性脱毛症の部分的な薄毛に悩む現在、妊娠をしました。
不育症の為、また流産してしまいましたが(涙)
ただ、この妊娠期間は、シャンプー後の抜け毛の量が明らかに減りました。
これは、妊娠中に体内で既成されている女性ホルモンの関係、不育症治療として摂取していた黄体ホルモン補給の影響と思っています。
また、ホルモンの影響で、妊娠中は、体毛が濃くなる方も多いです。
私も、その1人でした。お腹の毛も濃くなり、ギャランドゥーになっていました。出産後、しばらくすると、また元の体毛の濃さに戻っていました。
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出産後は、脱毛症が悪化する?
一時的に抜け毛が増える(脱毛症が悪化)することがあります。
出産後には「分娩後脱毛症」と呼ばれる一時的に抜け毛が増える現象があります。これは、経産婦の約7割の女性が経験すると言われています。
これは妊娠中の女性ホルモンが、出産が終わることによって量が減り、ヘアサイクルが乱れます。多くの髪の毛が同時に、ヘアサイクルの休止期に入ることで、急に抜け毛が多くなる現象です。
しばらくすると、またヘアサイクルが戻る為、一時的な脱毛症であり、半年から1年ほどで元に戻るとされています。
すでに脱毛症の方にも、この分娩後脱毛症の症状が出る可能性は高いでしょう。
一時的な抜け毛増加なら良いのですが、すでに脱毛症の方は、すでに脱毛しやすい頭皮環境であること多いので、分娩後脱毛症での脱毛症が長引く、もしくは回復が見られないこともあり得ます。
妊娠中から、ストレスを溜めない、頭皮環境を整えるなど、育毛を心がけた生活を送るようにしてください。
分娩後脱毛症を防止、もしくは症状が長引かないように、日頃からのケアを忘れないようにしましょう。
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脱毛症が気をつけるべき妊娠前準備
医師に妊娠希望を伝える
妊娠の有無や、将来の妊娠希望について医師に必ず伝えてください。
円形脱毛症の場合はステロイドが治療薬として処方されることが多いのですが、ステロイドの副作用などを考慮する必要があります。
また、医師から処方される薬だけではなく、市販の塗り薬や育毛剤の成分にも注意してください。
気をつけたい薬成分ステロイド…円形脱毛症治療で最もよく使われる薬です。炎症を沈めたり、皮膚再生を促す効果があります。適量であれば、胎児への影響はないとされていますが、妊娠中の使用量などには特に注意をしたく、自己判断での使用を控えるべきでしょう。
ミノキシジル…血管拡張効果があります。胎児に悪影響を及ぼすリスクが高いため、絶対に使用してはいけません。
塩化カルプロニウム…副交感神経を刺激し、弱った胃腸を助ける薬で、育毛剤にもよく使われることがある成分です。甲状腺機能に影響を及ぼす恐れがあるので、妊娠中には使用できません。
妊婦でも使えると言われている育毛剤が、「無添加育毛剤マイナチュレ」です。
育毛剤に使用されている成分が、妊婦に悪影響を及ばさないタイプだそうです。
脱毛症の方は、出産後の女性ホルモン乱れが心配だと思います。妊娠時から育毛剤で、頭皮環境を整えてあげましょう。
ちなみに、私は三省製薬の「デルメッド」を使用しています。
この育毛剤の良い点は、コスパが良い!
初回は、2000円(送料込み)で、たっぷり容量120mlの育毛剤が手に入ります。
詳しくは、私の「デルメッド使用レポート」をご覧ください。
妊娠に必要な栄養素をしっかり摂取
ご存知の通り、妊娠中・そして妊娠準備中には「葉酸」摂取が奨励されています。
「葉酸」だけではなく、妊娠を希望する時期には、特にバランス良い食生活を心がけ、妊娠しやすい体作りを目指してください。
ただ、バランス良い食生活って、結構、難しいですよね。多くの食材から、様々な栄養素を摂取するのは、本当に難しいです。
そういう時は、マルチビタミン型のサプリがおすすめです。
もちろん葉酸や、その他、妊娠に良いとされるビタミンを単品で摂取することも可能ですが、全ての栄養素を単品サプリでカバーしようとすると、摂取する粒の量が多すぎたり、マルチビタミン型のサプリよりも割高になってしまうことも。
妊活・妊娠向きに作られているマルチビタミンなら、過剰摂取することなく、安全な原料から作られた必要なビタミンを、少ない粒で摂取可能です。
「葉酸」の他にも、妊活や妊娠に良いとされている栄養素がバランスよく含まれています。なので、とても効率的です。
私は、単品の葉酸を摂取していましたが、婦人科ドクターに進められ妊婦用に開発されている葉酸ベースのマルチビタミンに変更しました。
食事で摂取するのが基本なので、食生活には気をつけています。しかし、欠けている栄養素はないかと心配したり、嫌いな原材料を使った栄養素たっぷりの食事を無理して食べることもありました。
マルチビタミンを摂取していると、少しぐらい普段の食事に必要ビタミンの不足があっても、サプリからカバーできていると思えるので安心です。
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脱毛症でも、妊娠・出産はできる
円形脱毛症やびまん性脱毛症でも、妊娠と出産はできます。
ただ、妊娠中と出産後に脱毛症が悪化する可能性はありますので、妊活中から、妊活環境と共に、頭皮環境も整え育毛をサポートしてあげてくださいね。
私は不育症で悩む当事者の1人なので、妊活がストレスなのは、身を持って感じています。
ただ、ストレスは妊活にも育毛にも、大敵です。
「疲れたな」と心が折れそうになったり、疲れたら、旅行などの気晴らしなど、積極的にリラックスできる環境を作ってあげてくださいね。
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