薄毛・脱毛症になったらカラーリングを避けるべき理由!白髪ケア対処方法。

日常的に行っていた、ヘアサロンや自宅でのカラーリング。脱毛症・薄毛になってしまった場合でも、続けて良いものでしょうか?

YesかNoか?残念ながら、答えはNOです。

美容院によっては、カラーリングやパーマをお断りしているケースがあるそうです。基本的には、脱毛症や薄毛には、無駄な刺激は、症状を悪化させる恐れがあります。

具体的に、薄毛・脱毛症が、カラーリングやパーマを避ける理由を説明します。そして、白髪などが気になる方の、頭皮や髪を痛めずにできる白髪染め方法4つを紹介します。

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なぜ、脱毛症・薄毛にカラーリングは良くないのか?

 

カラーリング剤やパーマ剤は強いアルカリ性であり、弱酸性の頭皮には刺激が強くなっています。刺激が強い、カラーリングやパーマは、脱毛症や薄毛を促進する可能性がある要因です。

特につむじ・前頭部は、カラー剤やパーマ剤の化学物資の影響を受けやすく、脱毛症や薄毛を促進する要因になります。パーマやカラーリングで炎症をおこしてしまうと、抜け毛が加速します

人によっては使用時にすでにヒリヒリとした痛みやかゆみを感じる人もいるでしょう。痛みやかゆみがないからと安心は、要注意です。カラーリングによる頭皮ダメージは、すぐに症状として発生しません

何度もカラーリング剤やパーマ剤を使用することによりダメージが蓄積されていきます。その結果が、薄毛や脱毛症に繋がって表れる事が多いのです。

美容院さんによると、若い頃から、頻繁にカラーリングやパーマをしていた方が、40代頃から、薄毛になっていくというケースも多いそうです。

ただし、若い時からカラーリングやパーマをかけている方、全員が薄毛や脱毛症になる訳ではありません。しかし、すでに薄毛や脱毛症で悩んでいる方は、頭皮が正常な状態ではなく、何かしらのSOSを出している状態です。

それを無視して、頭皮と髪の毛に、強い刺激を与え続けるのは、やはり問題が多いのではないでしょうか。

何よりも、薄毛・脱毛症を気にしている方なら、頭皮や髪に悪い成分を避け、健康な頭皮に近づけていくことが治療法であり、脱毛症改善策の1つです。

どうしても、カラーリングが必要な場合は?

 

おしゃれ目的でなくても、白髪が目立ってしまうのが気になるから、カラーリングを必要をされる方もいらっしゃるでしょう。

頭皮と髪を痛めることなく、白髪を目立たなくさせる方法があります。

1. ヘアマニュキュア

おしゃれ目的のカラーリングの場合、髪色トーンを明るくし、色調を帰るのがするのが目的です。これらのカラーリング剤は、ブリーチで髪色を明るくして、その上に色をのせていくのが基本です。このブリーチが、頭皮、そして髪への大きなダメージとなります。

一方、ヘアマニュキュアには、このブリーチ剤が含まれていません。今ある髪色に、色をのせていくイメージです。なので、黒髪の方が、明るい髪色にしたい場合には難しいのですが、白髪をカバーする力はあります。

2. バイヤージュ

ヨーロッパ発祥のヘアカラー方法です。地肌にヘアカラー剤をつけずに、髪を染め上げる手法です。

ブリーチ剤が入っているヘアカラー剤を使用しますが、頭皮にヘアカラー剤をつけないカラー技術なので、頭皮への刺激が軽減されます。この方法でのカラーリングは、美容師さんと相談しながら、進めてください。

3. ヘナカラー

薬草を使った白髪染めです。アレルギーや地肌に対する負担もなく、髪の毛や頭皮にダメージを与えず、白髪を染めることができます。

デメリットとしては、時間と手間がかかる割には、染色力は弱めです。トリートメント効果があるので、地肌や髪には優しいです。

4. 白髪染めトリートメント

徐々に白髪が色付き、目立たなくしていくタイプのトリートメントです。

1回で完全に目立たなくなる訳ではなく、5回ほど使用すると、周りの黒い毛と馴染んできます。毎回のシャンプーの度に、少しずつ退色します。なので、毎回のシャンプー後に使用するなど、継続して使用することが必要です。

普段の洗髪にすぐに取り入れられる手軽さと、地肌へのダメージがないのが魅力です。

 

心配な方は、皮膚科へ相談しましょう

 

カラーやパーマで円形脱毛症を隠して、気持ちを軽くし、ストレスを減らしたいという方もいらっしゃるでしょう。薄毛・脱毛症で、一般的なカラーリングやパーマを避けた方が良いのは事実ですが、絶対にダメという訳でもありません。

すでに炎症を起こしている方、アレルギー体質の方は避けるべきですが、前述のバイヤージュなど、プロの手を借りて一般的なカラーリングをすることも可能です。

「どうしてもパーマやカラーをしたい。でも心配、、、」という方は、まず医師に診断を受け、相談してください。ご自身の判断ではなく、医師によって頭皮の状態を確認し、リスクの少ない範囲で検討してください。

 

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