妊娠中の円形脱毛症の方、必読!経産婦が解説する原因と対策

 

実は多い、妊娠中の脱毛症。

妊娠中の脱毛症の場合、全体的な脱毛症ではなく、スポット型の円形脱毛症になるケースが多くなっています。

妊娠中はホルモンバランスの乱れやつわりなどのストレスが加わり、身体に様々な症状が出やすいと言われています。

できてしまった円形脱毛症は、元に戻るのでしょうか?

そんな不安に答えるため、円形脱毛症の症状、原因、治療方法、ホームケアを解説していきます。

また、妊娠中の円形脱毛症を完治させた、お笑い芸人まぁこさんのケース等を紹介します。

 

 

スポンサーリンク

円形脱毛症って何?主な症状は?

脱毛症には、様々なタイプのものがあります。

妊娠時の円形脱毛症で多いのは、単発型、多発型です。全体的な薄毛ではなく、境界がハッキリした脱毛斑が特徴です。

脱毛斑は、全く毛髪がなくツルツルなケースもあれば、ごく僅かな毛髪が残っているケースもあります。

単発型

突然、頭髪に円形もしくは楕円形の脱毛斑が出来るタイプです。

頭髪だけではなく、眉毛や体毛に発生する場合もあります。

多発型

円形脱毛斑が2つ以上発生するタイプです。

脱毛斑が拡大し、複数の脱毛斑が結合し、多発融合型となる場合があります。

蛇行型

脱毛斑の結合が細長く、蛇のように細長く広がるタイプです。

全頭型

脱毛斑が東武全体に広がり、最終的に頭髪が完全に抜け落ちしまうタイプです。治療が長期化する傾向があり、ウィッグ(かつら)を使いながら、円形脱毛症と上手に付き合う必要があります。

汎発(ばんぱつ)型

円形脱毛症が進行し、頭髪だけではなく、眉毛、まつ毛、体毛など全身の毛が、抜け落ちしてまうタイプです。

 

妊娠中の円形脱毛症の原因は?

脱毛症の原因は様々な説がありますが、アレルギー、精神的ストレス、ホルモンバランスの崩れによって、頭皮の毛根組織に、自己免疫が異常に働いてしまう「自己免疫疾患」の1つだと言われています。

妊娠中は、プロゲステロンと呼ばれるホルモンが増加し、毛量が増えることが多くなっています。

その影響で、脱毛症とは反対に、妊娠期間中に、毛深くなったという妊婦さんは多いです。

 

ララ
私も妊娠中は、おへそ周りの毛が濃くなり、立派なギャランドゥでした(笑)

 

通常でしたら、妊娠時期は、ホルモンの関係で髪質がよくなったり、毛量が増える傾向にありますが、この時期、ストレスなどによってホルモンバランスが崩れることによって、円形脱毛症を引きおこすことがあります

妊娠中は、つわりに苦しんだり、カフェインやお酒などの嗜好品制限をすることによって、自覚しないストレスが溜まっていることがあります。

また、出産への不安や、体重コントロールにもストレスを感じ易いものです。

こういったストレスが、脱毛症を引き起こす引き金になってしまいます。

 

また、つわりで満足に食事が取れなかったり、特定の食べ物しか受け付けなくなったりで、母体栄養バランスが崩れていることがあります。

毛髪に必要な栄養分が不足し、それが頭皮に影響することがあります。

スポンサーリンク

妊娠中の円形脱毛症、どのように治療する?

脱毛箇所が小さかったり、数が少ない場合(単発型、多発型)は、自然に治ることも多くなっています。

ただし、脱毛範囲が広い、期間が長引いている場合は、適切な治療が必要となります。

 

円形脱毛症を見つけたら、まずは皮膚科での検診となります。

妊娠中は、産後まで様子を見る病院も多いようですが、弱めのステロイドを処方されることもあります。

病院に行くと、治療をしているという気持ちが、脱毛症へのストレスを減らすことがあります。

自然に治ることもありますが、個人的には、皮膚科の先生に相談されることをお勧めします。

 

スポンサーリンク


 

妊娠中の円形脱毛症、自宅でのケア方法

ヘアケア製品の見直し

妊娠期間は、ホルモンバランス変化により肌が敏感になっている時期です。

頭皮に優しいタイプのシャンプー・リンスに切り替えましょう。アミノ酸系シャンプーがお勧めです。

手触りや仕上がりの見た目でヘアケア商品を選んでいる方は多いと思いますが、美髪ではなく、健康な頭皮に着目したヘアケア商品を選ぶように心がけてください。

 

産後の脱毛症にも備えたヘアケア

出産後には、経産婦の約7割が分娩後脱毛症になります。これは、出産後のホルモン状態変化によって、全体的に抜け毛が増える症状です。

自然治癒を前提とした一時的な脱毛症ですが、場合によっては、脱毛症が続いてしまうケースもあります。防止策として、出産後の頭皮ケアが大切になります。

なので、出産後の分娩後脱毛症にも備え、今から早めの頭皮ケアをされることを、強くお勧めします。分娩後脱毛症については、脱毛症に悩む経産婦が解説する「分娩後脱毛症とは?」原因・予防策で、詳しく説明しています。

 

ストレスフリーな生活

脱毛症の最大の的はストレスです。心と体、両方にストレスを溜めないような生活を心がけましょう。

十分な睡眠、ゆったりとした入浴など、意識的に体と心を休ませてあげてください。

 

食事制限がストレスになるなら、あまり自分に厳しくし過ぎず、カフェイン入飲料など、たまには飲んでも良いと思います。

妊娠期間中のカフェインについては、様々な諸説がありますが、ストレスを溜めてしまうよりは1日一杯のコーヒーの方が健康的と言う専門医もいます。

妊娠期間中のカフェインは絶対的なNGではありません。気になる方は、ネットで調べると医師監修記事で確認できます。

栄養バランス良い食事

脱毛症に限らず、妊婦さんでしたら実践されていることと思います。

油ぽいものを控えた、和食中心の食事が理想的です。

プラスαで、頭髪に良いと言われるタンパク質・ミネラル・ビタミンを意識的に取り入れては、如何でしょうか?

スポンサーリンク

円形脱毛症は、原因が明確なので治り易い

妊娠中の脱毛症の場合、ストレスの原因が明確であり、円形脱毛症は治り易い傾向にあります。

脱毛症は気になりますが、心配はストレスとなり、脱毛症治療の敵です。

ストレス増加に伴い、脱毛症も治りづらくなるので、ストレスを溜めない生活を心がけてください。

 

脱毛症にも様々な種類がありますが、円形脱毛症は、治りやすい脱毛症タイプでもあります。

円形脱毛症の場合はストレス性要因が強く、そのストレス原因がなくなった途端、発毛が始まるケースも多くなっています。

また、ステロイド治療が効果的で、皮膚科での治療がしやすい脱毛症です。

 

次章では、実際に、妊娠中の円形脱毛症から完治したケースをご紹介します。

 

妊娠中の円形脱毛症 【体験談①】お笑い芸人まぁこさん

お笑いタレントのまぁこさんは、オフィシャルブログにて、妊娠中の円形脱毛症を写真付きで公開しています。

同じ悩みを持つ脱毛症妊婦さんに朗報なのは、発見から1年半年で完治したことです。

まぁこさんは、妊娠初期1・2ヶ月の頃、500円玉サイズ円形脱毛症を見つけます。それが、進行していき約2ヶ月後には鶏卵大の円形脱毛症に。

この頃から皮膚科に通うようになり、妊婦OKの塗薬、ざくろサプリ、育毛系シャンプー利用を始めたそうです。

 

まあこ脱毛症

 

その後、私が推測するに脱毛症発見から5ヶ月ほどで、うっすらと産毛が生えてきた様子をブログで報告しています。

まあこ脱毛症

 

ここまでの様子は、まあこさん公式ブログで読むことができます。

 

ただし、約1年半には完治を、写真と共にブログで報告しています。すみません、肝心なオフィシャルブログ上での記事が見つからず、下記amebaニュース記事です。

 

まあこ脱毛症

まぁこさんの円形脱毛症引き金は不明ですが、芸能人としての妊娠、お仕事との両立などの不安を感いたのが頭皮に影響したのでしょうか。

いずれにせよ、現在、脱毛症完治のまぁこさんの報告は、脱毛症を患う皆さんには、希望が持てる明るいニュースです。

 

スポンサーリンク


 

妊娠中の円形脱毛症 【体験談②】サイト管理人ララ

このサイト運営者である私は、3回目の流産タイミングで円形脱毛症を見つけました。

流産はしてしまいましたが、一応、妊娠中に円形脱毛症を発症した張本人です。

 

前記のまぁこさんと同じく、私も円形脱毛症完治しました。

 

ただ、私の場合はびまん性脱毛症にもなってしまい、こちらは治療中です。

昨年、妊娠2ヶ月で、500円玉、10円玉サイズほどの2つの円形脱毛症を、ほぼ同時に発症しました。

その時の写真(10円玉サイズ)が、こちらです。

この後、少しだけ大きく広がりましたが、前述のまぁこさんほどは、大きく広がりませんでした。

 

流産と円形脱毛症

 

円形脱毛症発見から約1ヶ月後、皮膚科を受診。

皮膚科で処方されたステロイドを、円形脱毛症箇所につける生活を続けていました。

脱毛症発見から約2ヶ月後、産毛が出ました。

最初は頼りなさすぎで心配だったのですが、長さが出てくると、それなりにコシある毛髪になっていきました。

ある程度、発毛して長さが出てきた頃には、円形脱毛症箇所が指触りでわからなくなり、ステロイド使用を止めました。

私が脱毛症になった理由は、複数の理由が同時に重なったことにあると思います。

本人は自覚がなかったのですが、かなり心が疲れ、不満と不安を抱えていた時期だと思います。

 

  • 田舎に引越(義母の故郷)
  • 思いがけない義両親との同居
  • 仕事の繁忙期とトラブル
  • 妊娠によるホルモン乱れ
  • 流産ストレス

 

私の脱毛症きっかけストレスについては、「脱毛症誘発ストレス原因に多い義両親との同居。張本人がそのストレスを語る。」で語っています。

 

スポンサーリンク

妊娠時から育毛対策を取るのがおすすめ

 

残念なことに、私は、同時に、びまん性脱毛症で耳後の抜毛が多く、部分的な薄毛になっています。こちらは、治療継続中です。

私が脱毛症を患う本人だからこそ思うのは、本当にストレスは怖いです。

 

現在、妊娠中で円形脱毛症に悩んでいる方は、どうぞあまり心配しないでください。

それが、ストレスになり、長期治療が必要な円形脱毛症に発展してしまったら大変ですから。

 

良いニュースは、妊娠中の円形脱毛症は、ストレス原因がハッキリしているだけに治り易いですし、単発型の場合は、円形脱毛症自体が治療し易いです。

なので、今は心配し過ぎずに、妊娠中の赤ちゃんとの繋がりを、どうぞ楽しんでくださいね。

 

私は円形脱毛症こそ治りましたが、びまん性脱毛症の悩みが続いています。

私の現在の育毛対策は、以下の方法でアプローチしています。

流産をきっかけに、抜け毛が多くなってしまったので、女性ホルモンバランスが崩れる妊娠期間中から、しっかり育毛ケアを始められるのを、おすすめします。

出産直後、さらには40代に向けて、女性ホルモンバランスが崩れたり、減少するので、抜け毛が増えたり、脱毛症になりやすい傾向があります。

 

私が行っている抜け毛・脱毛症対策

現在、私が行っている頭皮ケア対策です。

抜け毛防止には、特にFORM(フォルム)シャンプー、デルメッド育毛剤が、即効性ありました。

基本の頭皮ケアとしては、白髪染めをヘナ染めにして、本当に良かったです。カラーリングの際の頭痛がなく、天然素材なので、髪と頭皮を傷めることなく、2週間と短い期間でケアができます。

 

シャンプー

育毛剤

頭皮ケアにアルガンオイル

白髪ケアにヘナ

亜鉛摂取

食事療法

    • タンパク質やビタミンに気をつけた食事

 

スポンサーリンク

コメント