妊娠すると、カフェインや生物の食材制限や、重いものを運ぶのは避けるなど、今までの生活パターンを変える必要が出てきます。
その１つが、妊娠中のカラーリングや白髪染め。
母体の健康はもちろん、胎児への影響も気になりますよね。そんな、カラーリングへの疑問に答えていきます。具体的には、下記の質問へ答えていきますね。
- 妊娠中のヘアカラーやパーマは禁止事項？
- 流産しやすくなる？
- 胎児への影響は？
- 妊娠中でもできる安全な白髪ケア方法は？
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妊娠中のヘアカラーやパーマは禁止事項？
多くの産婦人科医によると「妊娠中のヘアカラーやパーマは時期を問わずに問題なし」とされています。
カラーリング剤や、パーマ剤に含まれているケミカルによって、流産を引き起こしやすくなったり、胎児に悪い影響が残るとされる臨床データはありません。
ただし、妊娠中はホルモンバランスが変化していて、通常よりも刺激を感じやすかったり、敏感だったりする方も多くいるようです。
また、妊娠初期の悪阻時期の場合、カラー剤やパーマ剤の匂いで、気持ち悪くなることもあり、いつも以上に体調との相談が必要です。
カラーリング剤に含まれるジアミンに要注意
そもそも、一般的なカラーリング剤には、しっかりと色味をつけるためにジアミンという化学製品が使用されています。
このジアミンの刺激は強く、頭皮はもちろん、髪を痛める原因となります。
白髪染めやカラーリングをした後、頭皮がジンジンしたり、頭皮全体が腫れているような感覚になることはありませんか？
私は、ヘナ染めで白髪ケアをするようになって2年半が経ちますが、それ以前は、いわゆるジアミン入りの一般的な白髪染めを使用していました。
その白髪染めをするたびに、頭皮が痛くなり、ひどい時は目から頭痛がして、半日ほど寝込むこともありました。
ジアミンは、頭皮と髪を痛めるだけではなく、体調を悪くしたり、アレルギー反応を起こして赤く皮膚をただれさせることもあります。
普段は大丈夫な方でも、ちょっとしたきっかけで、突然アレルギー症状が出ることもあるようなので、ヘアカラーを行う時は体調との相談が、とても大切です。
以下の写真は、ジアミン入りのカラー剤での健康被害写真です。
特に、妊娠中は、先述の通り、体が刺激を受けやすく、敏感な時期。赤ちゃんに影響はないとは言われているものの、万が一、お母さんにアレルギー反応が出てしまったら、やはり心配ですよね。
妊娠中はジアミン入カラーリングは避けるべき
私個人の意見になりますが、赤ちゃんの健康を守りたい・妊娠を安全に継続したいのなら、妊娠中はジアミン入りのカラーリングや白髪染めを避けたほうが良いです。
かといって、妊娠期間は長く、伸びてきた白髪など、放っておくわけにもいきませんよね。
心配しないでください。妊婦さんでも、天然植物100％を原料とする、非ジアミン系白髪ケア商品も増えてきています。
そういった非ジアミン系白髪ケア商品を使えば、頭皮と髪の健康を害することなく、自然に白髪ケアが可能となっています。
それでは、早速、具体的な商品を説明しますね。
妊娠中に使える安心な白髪ケアオプション
私は、2年半前に円形脱毛症とびまん性脱毛症（薄毛）になったこともあり、それをきっかけに頭皮の健康にとても注力するようになりました。
その甲斐あってか、現在は、円形脱毛症は完治。シャンプー時の大量の抜け毛もストップしました。
頭皮の健康に大きく貢献したのは、白髪染めを非ジアミン系にしたことが大きかったと思います。
私が、非ジアミン系白髪ケアをお探しの方に一番オススメしたいのは「ヘナ染め」です。
ヘナ染めがおすすめの理由
ヘナはインドで生産される天然植物です。ご存知の通り、インドの女性が昔から、日常的に使用している白髪染めです。
細かい説明は後にして、ヘナ染めをおすすめする理由は、ズバリ以下の理由からです。
- １回で良く染まる
- コスパが良い
- 髪自体が健康になる
- 頭皮がジンジンすることがなく、体調を崩さない
それでは、早速、細かく説明をしていきます。
１回で良く染まる
ヘナは、１回で良く染まります。最初使用した時は、ちょっと明るめに色が入りますが、数日すると暗めの赤茶になり、馴染みます。
もともと、髪が茶色っぽい方には、良く見ると白髪部分がわかりますが、全体的な見た目としては、かなり自然な感じで馴染みます。
色持ちも良く、一度、色が入った白髪部分の色落ちは少ないです。白髪が伸びて、白髪が目立った頃、また染めれば十分です。
また、ヘナの赤っぽい茶色みが嫌な方や、黒髪にもっと馴染ませたい場合は、同じく天然植物であるインディゴを併用すれば、本当に綺麗に、そして自然に白髪ケアができます。
私も、ヘナとインディゴを併用していますが、仕上がりはこんな感じです（本人の実際の仕上がり写真）。
ほら、白髪部分がわからないぐらい、馴染みが良いでしょう？
ちなみに、ヘナだけだと、こんな感じです。
写真の光加減や、染めたてということもありますが、結構、赤く入ります。接写だと、赤茶に染まった白髪が目立つような気もしますが、実際には、程よく馴染んでいます。
ただ、インディゴとの併用は最強で、文句なしです。
ちなみに私が使用しているヘナは、ピアというメーカーの100％天然ヘナです。異常に安いヘナなどはケミカルが含まれていたり、偽装ラベルだったりする可能性があるので、絶対に安心できるヘナ専門店で購入するのが必須です。
ピアのヘナの場合、手袋や刷毛、初めての方でもわかりやすいヘナやり方図解入りなので、とてもオススメです。ピアのヘナにご興味ある方は、詳しく商品レビューもしています。
他商品は、複数回の連続使用が必要
私は、ヘナ染めを試す前、他にも非ジアミン系白髪ケア商品を複数試してみました。例えば、以下の商品が、非ジアミン系白髪ケア商品に該当します。
ヘナと同じく、天然植物原料を主原料としているので、頭皮がジンジンしたり、体調を崩すことはないのですが、「ちょっと、染まりが悪い」「染まりを実感するまで、最低でも３回連続の使用が必要」。
この手の多くの製品は、少しづつ白髪部分に色が浸透していくタイプで、最初の使用から３回目ぐらいから白髪が自然に馴染むようになると歌っている商品が多くなっています。
しかし、３回使用した後も、白髪部分にほのかな色はついたものの「あ、白髪！」って感じでわかるんですよね。
世の中にある数多くある全商品を試した訳ではありませんが、少なくとも私が使用した製品は、１回で白髪はなじみません。
期間をあまりおかずに、数回の連続した使用が必要です。色がのってきた後も、色が抜けないように、使用間隔を開けすぎないように使用が必要です。
次の項目の説明につながるのですが、ちょっとコスパが悪く、高くつくのです。一方、ヘナは、コスパが良い！
コスパが良い
ヘナの価格ですが、信頼できるヘナ専門店の場合、100gで2500円から3500円ぐらいのようです。
ちなみに、先述のピアの場合、約3000円ぐらいです。インディゴとヘナのセットで購入して6000円ぐらいでした。
セミロングで髪全体を染めたい場合は、100gの使用と言われています。私の場合、初回仕様の時は、髪全体染めをして100g使用しました。
その後は、伸びてきた頭頂部分と、おでこの生え際のみを部分染めしています。使用する量は、ティースプーン１杯程度。10日（理想）〜14日（ちょっと伸びた白髪が気になる頃）を周期に、ヘナとインディゴを交互に使用しています。
部分染めだけなら、１００g入りのヘナが半年以上もちます。ヘナの場合、半年で白髪ケア費用が3000円って、コスパが良くありませんか？
部分染めで使用する量は、これぐらいです
一方、ヘナ以外の非ジアミン系商品の場合、大抵1ヶ月の容量が4000円から6000円します。
使用量や使用頻度を少なくすると、きちんと染まらなかったり、一度入った色が退色してしまいます。なので、やはりある程度の量を、きちんと使用し続ける必要があります。
頭皮や髪には優しい非ジアミン系白髪ケア製品ですが、ちょっと費用がかかりますね。
全体染めは、サロンがおすすめ
ちなみに、私は、初回は全体染めをしましたが、自分でやる全体染めは少し難しく感じ、部分的にムラもできてしまいました。その後、全体染めはヘアサロンで。部分染めだけ自分でやるスタイルに変えました。
部分染めなら、塗布時間は１０分、放置時間は最低１時間（私は２時間以上おくようにしています）で、本当に手軽です。自分で染めても、難しくありません。
最近は、ヘナをメニューに取り入れているヘアサロンも増えてきたようです。ヘナ専門サロンもあるようなので、初回はそういったお店で試してみてはいかがでしょか？
ヘナ購入は、絶対にヘナ専門店で
ネットでは激安ヘナなど見かけますが、品質の悪いヘナを使用していたり（染まりが悪い、かぶれたりする可能性がある）、化学物質を混ぜていたりする可能性があります。
ヘナの専門メーカー以外からは、購入しない方が良いでしょう。ヘナ専門メーカーの場合は、生産者から直接、買い入れていることが多く、製品テストも行い、品質管理がきちんとされています。
激安ヘナの場合は、輸入業者が現地のインド人から「100％天然ヘナだ」と言われてものを、そのまま信じて買い入れているだけの場合が多くなっています。輸入業者が主体となった製品テストを行っているケースは少なく、また販売者であるインド人が、すでに不正をして混ぜ物をしたヘナを販売しているケースもあります。
インドでは、このような偽装ヘナが見つかるケースが結構あるようです。
私は、スペイン在住なので、初めてヘナ染めをした時は、スペインのヘナ専門店で購入しました。その後、日本帰省の際にピアのヘナを購入。スペインのヘナよりも色味が良く、現在もピアのヘナを使用しています。今年の夏に帰省した時も、追加購入してスペインに帰国しました。
ケープ、頭皮マッサージオイル、手袋、刷毛がセットになっているのも嬉しいです。商品が届いた日から、すぐに使用が可能です。
同封も説明書もイラスト入りで、とてもわかりやすいですよ。
髪自体が健康になる
ヘナ使用を2年以上続けていますが、最近行った美容院では、髪の毛が健康であることをとても褒められました。
ヘナには染色効果だけではなく、髪を内側から強くする効果があります。
ただ、一般的なトリートメントのように指通りを良くする外側からのケア感よりは、髪自体を強く健康にしてくれる内側からのケア感です。
髪がやせ細っていたり、コシがないなど、髪自体に元気のなさを感じている方には、おすすめです。
ただ、初めてヘナを使用した時、ヘナショックと呼ばれる「きしみ」が出ることがあります。私も、そうでした。ただ、ヘナの使用を続けているうちに、なくなっていきます。
ヘナとは別に、指通りをよくするようなトリートメントは必須だと思います。
頭がジンジンしない。体調不良を起こさない
ジアミン系のカラーリング剤使用の時は、いつも頭が腫れてジンジン。そして頭痛などもあったのですが、ヘナで体調不良を起こしたことはありません。
また、天然素材なので、塗布してから長時間おいておいても大丈夫です。最低１時間は塗布が必要とされていますが、寒い日などは短時間だと染まりが悪くなるので、私は最低でも２時間。時間があれば、ギリギリまで塗布しています。
それでも、頭は痛くならない！
実は、先日、全体染めをハイライトを入れたかった為に、ジアミン系カラーリングをしてしまいました。1年ぶりのジアミン系。当日は、頭がジンジン、翌日の朝もまだ頭が腫れて痛かったです。改めて、ジアミンの怖さを体感。
ちなみに、髪の毛にハイライト（メッシュ）を入れると、ヘナとの馴染みがとても良くなります。ヘナの明るめに染まった白髪部分と、ハイライトの明るい部分がうまく馴染み、インディゴをしないでも自然な感じになります。
それゆえ、年に１回だけは、頭が痛くなるのを承知で、ジアミン系で染めているのですが、染めた後はやっぱり痛い！ヘナに慣れた後だと、この痛みがとても身にしみます。
時間がない時は、ヘナと併用
先ほど、コスパが悪くて、染まりが悪いということで、あまりオススメしていない、その他、非ジアミン系白髪ケア商品ですが、ヘナと併用することでメリットを受けることもできます。
ヘナは、最低１時間。私としては、最低２時間の塗布をしていたいところ。なので、少し時間が必要です。私は、自宅を職場としているので、髪の毛にヘナを塗布したまま、仕事というのは、良くある風景。
ただ、外でお仕事されている方は、この数時間を確保するのが難しい時がありますよね。
そういった時は、主にはヘナ染め。ただ、伸びてしまった白髪をヘナで染める時間がない時は、もう少し短時間で染めることができる非ジアミン系白髪ケア商品を併用するのも良いかと思います。
ヘナとは別に１本、置いておくと、いざという時に重宝しそう。
しかも便利なことには、お風呂場でトリートメントとして置き換えるだけという製品も多いので、お風呂でリラックスしている間に塗布というのもできますね。
ヘナをしてお風呂に入っても良いのですが、２時間のお風呂。のぼせてしまいます（笑）
私が、おすすめの製品は、以下の２つです。
ポーラ「グローイングショット・カラートリートメント」
黒髪の方には、特にお勧めしたいです。
ブラウン系の色味を用意している製品が多い中、「グレー」の色味を選ぶことができます。
＠コスメなどでは、グレーの染め上がりは、とても評価が高く「上品な色合い」と表現される方が多くいます。
販売メーカーは、あのポーラ化粧品であることも信頼できますね。
マイナチュレ「オールインワン・カラートリートメント
育毛剤や、頭皮ケア系シャンプーなど、頭皮ケア製品を多く出している「マイナチュレ」ブランド。2018年に初めて白髪ケア用「オールインワン・カラートリートメント」が販売された時は、5日で完売となり、生産が追いつくまでの数ヶ月間は予約販売のみとなった伝説の商品です。
使用後でも、効果を感じることができなかった場合は、全額返品保証がついている点が安心です。
妊娠中でも白髪ケアで、気分良く
妊娠中、全く白髪ケアしなかったというお母さんにも会ったことがありますが、妊娠中も綺麗なプレママでいたいですよね。
そもそも、私は白髪頭のままだと、気になってしまって、それがストレス。
妊娠中の体に、無理してストレスを与えることは厳禁ですが、頭皮と髪の毛、そして体にストレスを与えることなく白髪ケアできる方法で、妊娠期間中も白髪ケアしてあげてくださいね。
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